幼稚園のお弁当作り、子どものお弁当箱は小さくて「上手に詰められない」「詰め方が分からない」と悩むママも多いですよね。
新入園でお弁当作りを始めたばかりのママは特に慣れないお弁当作りで時間がかかって大変です。
でもお弁当は詰め方のコツを抑えれば誰でも簡単に可愛く作ることができるんです。
お弁当が小さいときから大好きで、愛してやまない筆者の幼稚園お弁当を簡単に可愛く詰めるコツをご紹介します。
また管理栄養士でもある筆者がお伝えしたい食中毒を起こさないための衛生的な詰め方のコツも一緒にご紹介します。
幼稚園お弁当の詰め方のコツ
詰め方の抑えるべきポイントは2つだけ
①大きいものから詰めていく
②すき間を作らない
この2つをまずは意識しましょう!
適当に詰めると残念な見た目に
例でこの具材をつめていきます。
白・赤・黄・緑・茶があって彩りのいい具材も詰め方のコツを意識しずに適当につめると・・・
なんだか残念な見た目です。
簡単&可愛いお弁当の詰め方
簡単に可愛く詰めるコツを実践してみましょう!
始めに主食(ごはん、おにぎり、パン、パスタなど)を詰める
一番面積の大きい主食をまずは詰めます。
おにぎりがスペースを取り過ぎてしまいそうなときは、少し重ねましょう。
重ねることで立体感がでて見た目もよくなります。
慣れないうちは左側から順に詰めていくと詰めやすいです。
いつもの食事もごはんは左側にありますよね?左側にごはんを入れると仕上がりがしっくりきます。
メインおかずを詰める
次にメインおかずを詰めます。
メインおかずはおにぎりの真横に置くようにしましょう。
左から詰めていくを意識すると詰めやすいです。
崩れやすいメインおかずを詰める
メインのおかずは崩れにくいもの(肉・魚など)→柔らかく崩れやすいもの(卵焼きなど)の順が詰めやすくキレイに仕上がります。
卵焼きは断面を見せて盛り付けるのが一般的ですが、立てて盛り付けても可愛いですよ。
小さなおかずや隙間うめ食材を詰める
最後に小さなおかず(野菜の和え物など)→隙間うめ食材(ミニトマト・ブロッコリーなど)を入れます。
隙間をできる限りなくすと見た目がよくなります。
私は毎日のお弁当作りは大変なのでメイン以外のおかずは隙間うめ食材のみをおススメしています(慣れないうちは特に!)。
洗う・切る・茹でるだけで食材そのままで食べられる隙間うめ食材を使って負担を減らしましょう。
赤:ミニトマト、人参(コンソメで煮ると味も◎)、ウインナー
黄:さつまいも、かぼちゃ、コーン、ゆで卵、うずら卵
緑:ブロッコリー、枝豆、スナップエンドウ、オクラ
ピック&海苔で可愛く
おかずにピックをさすと簡単に可愛さが増し増しになります。
お弁当は一色の面積が多いと見た目が寂しくなります。おにぎりは海苔をつけるとこれだけ華やかになります。
顔は盛り付ける前につけてしまうと詰めるときに崩れやすいので、全て盛り付け終わった最後の仕上げにつけましょう!
海苔で飾るの面倒なんだけど・・・
海苔の顔はハサミでカットするのは時間もかかるし、大変。
海苔パンチを使えば誰でも簡単に素早くできます。
最近は100均にも色々な海苔パンチが販売されていますよ(^^)
私が愛用している海苔パンチはこの2つです。
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海苔をつけるときは爪楊枝や竹串の先に少しマヨネーズをつけるとやりやすいです。
顔つきおにぎりはケチャップでさらに可愛くなる
キャラおにぎりにするときはケチャップを爪楊枝や竹串の先につけ、ほっぺたを作ると可愛さがさらにアップします。
完成品のビフォー&アフター
【ビフォー】
【アフター】
詰め方を意識するだけでこんなに変わります。
すき間ができてしまったときはどうしたらいい?
お弁当用に用意した食材を全部使いきっちゃったのに隙間ができた!
「時間はないしどうしたらいいの~!?」
(指で指しているところにすき間ができています)
冷凍の隙間うめ食材を活用
そんな時用にレンチンするだけでOKな冷凍の隙間うめ食材を用意しておくと安心です。
写真は枝豆を隙間に入れました。
赤・緑・黄の3色を常備しておくとその日のお弁当に足りない色味を足せます。
赤(ウインナー)
緑(枝豆・ブロッコリー)
黄(かぼちゃ・さつまいも・フライドポテト)
ウインナーは普通に販売されているものを冷凍保存しておくといざというときに役立ちます。
かぼちゃなんかは切るの面倒なのでカットしてある冷凍を使うとめちゃ便利です!
幼稚園お弁当のおかずのポイント
用意するおかずもお弁当は少しコツがあります。
子どもの好きなおかずを用意してあげる
特に入園直後は慣れない環境で食べるため、子どもも緊張して食欲がでません。
そんなときに嫌いな食材が入っていると泣き出してしまう子もいるそう!
おかずは子どもの好きなものを入れてあげるようにしましょう。
5色そろえて彩りパーフェクト
白・茶・赤・黄・緑の5色を入れるとお弁当の彩りはパーフェクト!100点満点です(笑)
それぞれの色のおかず例を紹介します。
茶:ハンバーグ、ミートボール、唐揚げ、きんぴら、煮物
赤:ミニトマト、ウインナー、ナポリタン
黄:卵焼き、かぼちゃ、コーン、サツマイモ
緑:ブロッコリー、エンドウ、枝豆、オクラ、ほうれん草の和え物
食材で色が足りない時はピックやカップで色を足せばOK♪
ピックは鮮やかな色を数種類用意して小分けしてしまっておくと便利です。
この入れ物は100均のセリアで購入しました。(確か釣りのルアー用)
カップは小さ目の5号・6号サイズが使いやすいです。
色のハッキリしたものを買うと彩りに便利です。
食べやすい大きさに
子どもはまだ口が小さく、大きすぎるおかずは食べ辛いです。
一口で食べられる大きさにしてあげましょう。
食中毒を防ぐための詰め方のコツ
いくら見た目が可愛くても衛生面に配慮できておらず、子どもが食中毒になってしまっては大変です。
よくやってしまいがちなことが意外とNGだったりするので注意してください。
おにぎりはラップを使って握る
手には色々な細菌がいます。中でも黄色ブドウ球菌という菌は激しい吐き気・下痢を起こす怖い菌です。素手でおにぎりを握るとこの菌が食べるまでにどんどん増殖してしまいます。
必ずラップを使って握るようにしましょう。
おかずは菜箸を使って詰め、素手で触らない
おにぎりと同じ理由で、おかずも素手で極力触らないようにしましょう。
ミニトマトのヘタは取って、よく洗う
簡単に彩りがよくなるので、お弁当でよく使われるミニトマト。
ヘタを残しておくと緑が映えてお弁当が彩りよく仕上がるので、あえて残しているお弁当をよくみかけます。
しかし、ミニトマトのヘタは汚れがたまりやすく、雑菌がたくさんいます。
ヘタは必ずとって、ヘタがついていた部分をよく洗い、キッチンペーパーなどで水気をしっかりとって使いましょう。
またミニトマトは半分にカットして入れると水分がでて傷みやすいので丸ごと使うのが正解です。
生野菜は使わない
彩りの為にレタスなどの生野菜を使っているお弁当もよくありますが、こちらも衛生的にはNGです。
どれだけ水気を切っても生野菜は水分を多く含みます。雑菌・細菌は水分が大好きなので生野菜は極力使わないようにしましょう。
緑を足したい時はおかずカップやピックを使うようにするといいですよ。
食中毒が起きてしまうと抵抗力の弱い子どもは命の危険に繋がることもあります。
厚生労働省のホームページでも食中毒対策について詳しく解説されているのでお弁当作りの前に確認しておくとよさそうです。
お弁当作りはママの負担にならないように
お弁当作りは大変だし、面倒で苦手というママも多いと思います。
一番はママの負担にならないことが大切です。
今日はお弁当が簡単に可愛く詰められるコツを紹介しました。
ママのお弁当作りの負担が少しでも減るお手伝いができたら嬉しいです。
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